金沢学院東高等学校を卒業した先輩たちの声を紹介します。自身の学生生活を振り返り、貴重な体験を通して感じたことを受験生、現役学生へ熱く伝えます。
調理するのが好きだった私の夢は栄養士になることです。高校選びは、栄養系学科のある短大の附属高校が条件でした。短大附属なら、優先的に進学することが出来るでしょ。その中でも東高校を選んだ理由は、小学校1年から習っている剣道が続けられるからでした。
インターハイ出場を目指して仲間と一緒に練習に励んだ部活動の日々は、何にも換えられない貴重な思い出です。残念ながらいつも後一歩というところで手が届きませんでしたが…。
現在は短大で勉強と剣道の充実した学生生活を送っています。食事は美味しいってことも大切ですが、健康を管理するうえでも重要なものです。一生懸命勉強して知識を蓄え、将来は老人ホームなどで栄養士として働きたいですね。
東高校の美術文化コース(現・美術デザインコース)の美術の授業は、中学校までの授業とちがい、技法や描き方を中心に美術を専門的に学ぶことができるので、とっても楽しかったです。絵を描くのが好きな人にはオススメです。
現在、ぼくは大学で油彩画を学んでいます。油絵との出会いは高校3年生の時でした。水彩画にはない豊かな表現力に魅せられました。「大学でもっと画を描きたい」。洋画コースへの進学を決めたのもこのころです。卒業制作の、アザラシなど海洋生物を60号のキャンパス一杯に描いた絵が、現代美術展で北國賞をいただいたのも励みになりました。将来はデザイン系の仕事に就きながら、画家を目指していきたいと思っています。
福井大学に入学して、今年の春で三年目に突入しました。気づけば、もう大学生活の折り返しとなりました。
高校では、進学特別コース在籍でしたが、部活にも頑張りたくて初心者ながらバドミントン部に入部しました。初めは基礎トレーニングばかりで、体力的にきつくて面白くないこともありました。しかし、顧問の先生は、時に厳しく時に優しい指導で、人並みに試合ができるまでに私を押し上げてくださいました。上達と共に面白みや難しさから、どんどんバドミントンにのめり込んでいく自分がいました。文武両道というのは難しく、帰宅後はすぐに寝てしまうことも多々ありました。が、それで得たものは多く、間違いなく部活動をしなかった人たちよりも充実した高校生活を過ごしたと誇りを持っています。
日々の授業の進度は速く、ついていけないことも多々ありました。引退後は、それを取り戻すために一所懸命に勉強しました。職員室に入り浸って質問の連続でした。先生方は生徒一人一人が理解できるまで熱心に教えてくださいました。難解な問題を解いたときの嬉しさや新しいことを知る喜びは、私を本当に勉強好きにしてくれました。
福井大学では、一年次から専門科目があり、一年生の間はまぁまぁとして、二年生からは大変になってきます。講義はもちろんのこと、二年生からは「製図」の課題が大変になってきます。「製図」というのは、建物の設計図を描く作業のことで、工学部ならどの科でもあると思いますが、建築の場合は(福井大学の場合)量がすごく多いのです。製図の課題では一日二日の徹夜は当たり前。自身の最高記録としては、100時間不眠不休で活動したこともあります。(それだけ頑張っても、未完のままでの提出となりました。)
私は部活(バドミントン)にも所属していることもあって、他のサークルと違って、あまり休むことができないので、他の人よりも時間は多くかかってしまいます。じゃあなぜ大変な思いをしてまで「部活」をやり続けるかと言うと、やっぱり部活が楽しいからです。大学の部活は、高校までとは違い、週四日で、今高校生の現役でやっている人からすると、生ぬるく感じるかもしれません。しかし、大学の部活は先輩、後輩、同輩、また他大学との交流がとても楽しいのです。
練習をして技術を磨くのはもちろんですが、その中で、十歳もニ十歳も、時には四十歳も上の先輩と話をしたり、後輩達と遊びに出掛けたりと、高校まででは味わえない楽しさがあるのです。大学は、社会に出る準備期間であり、学生を楽しむ最後の期間です。思う存分楽しみたいと思います。
私は大学で福祉を学んでいます。私が所属しているコースは「福祉マネジメントコース」といい、少し聞き慣れない名前かもしれません。名前のごとく、福祉はもちろんのこと経営や政策の立案などマネジメントする能力も身につけるための勉強をしています。
私の通っている大学は総合大学なので、専門的な勉強だけでなく、いろいろな事を学べます。私の場合、専攻しているのは福祉ですが、経済や法律、文学、語学、心理学、看護学など様々な授業をとっていました。どの授業でも新しい発見や他学類の友達との出会いがあり、とても楽しかったです。
高校の頃は、英語の授業が好きでした。逆に数学はかなり苦手でした。しかし、いつ、どん時でも先生方が親切、丁寧に対応して下さいました。特別進学コースは少人数体制で一人一人に合わせたサポートを受けることができます。
高校生活は長い人生から見るとたかがその中の3年と思うかもしれませんが、友達との出会いや勉強、部活など本当に大きく成長することができる3年間だと思います。みなさんにとってもす素敵な3年間となることを願っています。
私が金沢学院東高等学校を進学先として選んだ理由は、近いこと、そして特別進学コースでは少人数制を取り入れている、ということでした。
金沢学院東高等学校の先生方は皆さんとても熱心で、授業等でわからない部分をとても丁寧に教えてくださいます。大学受験のために勉強している際、先生方に大変お世話になりました。
私は放送部に所属していました。活動内容は音楽を流したり、行事の司会をしたりといったものでした。クラスメイトの中には運動部に所属しながら勉強も頑張っている子がたくさんいました。先生方が積極的に勉強の指導をして下さるので、勉強と部活の両立も出来ているようでした。
現在、私は福井大学で看護について学んでいます。大学生になって感じたのは、高校と大学は全く違うということです。服装も髪型も自由で、大学に行く時間も日によって、人によって違います。また、授業時間も長く、学ぶ内容もとても専門的です。そして8月の始めには付属の病院で看護の実習がありました。
授業・レポートなど勉強面で大変なこともありますが、サークルなど楽しいこともたくさんあり、忙しくも充実した日々を送っています。
私は、富山県から、金沢学院東高校のゴルフ部に入部したくて、入学しました。県外での一人暮らしの寮生活は不安でいっぱいでしたが、多くの方々に助けられ充実した3年間を過ごすことができました。特に先生方には、放課後も遅くまで個別に指導していただいたり、進路のこと、悩みなど、本当に親身になって相談にのっていただきました。
私はスポーツコースに在籍していましたが、クラス全員が運動部に入部していたので、大会前の不安や負けたときの悔しさなど、お互いに励ましあうこともできました。そのお陰もあり、日本ジュニアゴルフ選手権、全国高等学校ゴルフ選手権に出場することができ、石川県代表として国体の選手にも選ばれました。
現在は大学で、勉強とゴルフの充実した学生生活を送っています。部活動のない日は、遅くまで図書館で勉強して大変ですが、将来は商社マンになって国内外で活躍するという夢に向かって頑張っています。ぜひみなさんも、自分の夢を実現させるために金沢学院東高校で頑張ってください。
私の高校3年間はとても内容の濃い、充実したものでした。私は柔道部に所属していました。設備の調った広い道場があり、大学生と練習させてもらえるという最高の環境で、毎日の部活動はとても充実していました。
和歌山県から東高校に入学し不安な面もあった中、温かく迎えて下さった監督の西村先生をはじめ、大学の渡辺直勇先生、渡辺涼子先生といった指導者の先生方にも恵まれ、技術面・体力面また精神面においても凄く強化されました。
3年間のうち2度インターハイに出場する事ができ、最後の年には北信越大会を優勝し、全日本ジュニア体重別選手権大会出場という貴重な経験も味わう事ができました。大学進学にあたっては、担任の先生及び顧問の先生等々から貴重なアドバイスを頂きながら色々悩んだ結果、新しい環境で頑張ってみようと思い、近畿大学に進学する事に決めました。
現在は、高校3年間で自分自身が習得したものを大学でもさらに発揮できるよう、部活動をはじめ勉学にも日々励んでいます
私は、大好きなトランポリンをするために金沢学院東高校に入学しました。また、大学進学を目標としていたので、特別進学コースを選びました。
学校の勉強と部活の両立はとても大変でしたが、有意義な高校生活を送ることができたと心から思っています。
部活では日本でトップクラスの先輩に囲まれ、元オリンピック選手のコーチの元で指導を受け、すばらしい練習環境であったと思います。
勉強の面では、本当に多くの先生方にお世話になりました。受験期は毎時間のように職員室に通っていましたが、どの先生もわかるまで丁寧に教えて下さいました。
金沢大学に合格できたのも、東高校でたくさんの人にサポートしてもらったおかげです。東高校に入学し、勉強だけでなく、たくさんのことを学ぶことができたと思います。。
僕は高校3年間、進学特別コースに在籍していました。少人数クラスで、クラスの人数は15人でした。中学の時は1クラス40人くらいいたので15人というのは少し驚きました。しかし、少人数クラスだけあってクラスの仲はとても良く、文化祭や体育祭などの行事では一致団結して取り組むことが出来ました。授業では、どの先生もわかりやすく丁寧に教えてくれました。また、少人数なので質問もしやすかったです。進路指導も一人一人の志望に合わせて丁寧で適切に指導してくれました。そのおかげで富山大学経済学部に合格することが出来ました。今は大学で勉強に励みつつ、アルバイトにも精を出し、色々な人と触れあう機会が増え、刺激を受けることが多く、充実した日々を送っています。
私は現在、東京学芸大学教育学部の2年生です。
教員という職に憧れ、最高峰の舞台で学ぶため、先生方と協力して一戦必勝で掴み取った大学受験でした。
大学というのは本当に、いろんな意味で広くて大きいです。一人でも多くの後輩に大学というものに興味を抱いていただけたらと思い、自分の大学生活を紹介したいと思います。
大学は色々な人間がいて出会いの場もたくさんあります。すぐに自分と気の合う友人ができること間違いなしです。
また、学芸大はとにかく夏休みが長いです(上級生の教育実習のため)。7月末から10月の中旬までじつに約3カ月弱もあります。その間、部活動やアルバイトなどに打ち込むことができます。その反動で冬休みは短いのですが春休みは2カ月ほどあります。つまり1年の半分以上(授業期の土日含む)は好きなことを好きなだけやれるのです。社会人には決してできない贅沢なペース配分で過ごすことができます。
我々学生にとって、大学生協はたいへん便利です。食堂は全部で3ヶ所あり、そのほかに購買部、書籍部などが高校までとは比較にならないほど充実しています。また、免許取得に関することからパソコンの修理、保険、旅行案内まで幅広く学生のために尽くしてくれます。
授業は月~金までで1コマ90分が5限まであります。1年生のうちは忙しく空きコマもほとんどありませんでしたが2年生になるとすこし楽になりました。1年のうちは90分という授業の長さに慣れないのと授業数の多さで苦しかったです。2年になってからは自分の場合は専門の物理の授業が増え、さらに小学校の教員を目指すための算数研究や道徳研究といった授業もはじまり、日を追うごとにおもしろさも増してきました。
大学生活は、毎日が楽しくて充実しています。後輩のみなさん、可能性は無限にあります。僕に騙されたと思って残りの高校生活、未来の自分に投資してみて下さい。
僕も後輩のみなさんに負けない気持ちで、新しい夢にチャレンジしていきます!
自分は高校三年間、卓球部に所属し、最後まで部活動を続けることができました。また、大学受験でも、指導していただいた先生方のおかげで国公立大学に合格することができました。
入学した和歌山大学では今でも勉強とクラブを両立することができ毎日が楽しいです。和歌山大学は自然が多く、緑豊かです。授業では先生方がわかりやすく丁寧に講義して下さるので、こちらも真剣に取り組むことができて、とても充実しています。とくに人気のある講義では、大講義室でも席に座れないほどたくさんの学生が集まるため、早めに行って座席を確保しなければならないときもあります。
クラブ活動は、高校までとは違い、顧問など指導者がいないので、部員で運営していかなくてはなりません。そのため日頃から部員全員で協力し、助け合って楽しく練習に取り組んでいます。
入学当初は不安でいっぱいでしたが、友達や先輩方ができ、今は毎日がとても充実しています。この大学に入学できたことは本当に良かったと思っています。
私は台湾出身です。
1年間日本語の勉強をしていたので、入学の当時、実は皆より年上でした。
外国人と年上であることで、友達が出来ないかもしれないと心配していましたが、そのようなことが起きず、すぐに皆と仲良くなりました。
2年生の時には、生徒会長を務めました。ご意見箱を作って、食堂のおにぎりの種類を増やしたりしました。また、5月の相撲大会では、東高校の全校生徒が、心を一つにして一致団結した応援をして、選手たちも一生懸命頑張った結果、見事準優勝となりました。
今思うと、東高校に入って良かったことは友達がたくさんできたことです。学校にいくことが楽しかったです。まさに校歌のとおり”ああ、ここに 友がいる 愛がある”だと思います。
今は大学で英語の外に、フランス語と韓国語も学んでいます。サークルはアカペラに入っています。少し大変ですが、毎日充実な生活を送っています。
私は、卓球が強くなりたくて金沢学院東高校に入学しました。
中学校のころの練習と比べて、質も量も増していたので一年生のころはよく嘆くこともありました。 そんな時に部活動の先輩は優しく悩みを聞いてくれました。 時には、厳しいときもありましたが、今思うと自分が強くなるために優しくかつ厳しくしてくれたのだと思います。また、部活動から人生にとって最も必要な礼儀作法や感謝の気持ちを学ぶことができました。現在もそのことを忘れず頑張っています。
学習面では中学生の時に苦手で諦めた英語をまた一から教えてくれる、とても優しい先生に出会えました。その先生のおかげで私は英語が得意になりました。英語はこれからの人生で必ず必要になってくるので私は先生に出会えたことを幸せに思います。
今、私は看護師になるために必死に勉強しています。看護師は人の命を預かる職なので演習などではいつも緊張感をもってのぞまなければいけません。時には、疲れて投げ出したい気持ちになることもありますが高校で培った諦めない根性と集中力でのりきっています。いつか私が自分が思う理想的な看護師なったら、金沢学院東高校にお礼しに行きたいと思っています。
僕は大学で生物を専攻しましたが、実験を多く取り入れた高校の授業は、大学での応用に大変役立ちました。
また部活や学校行事などを通して身につけた協調性や礼儀も役立っていると思います。
全国から入学者が集まるスポーツコース。県外からの友達もたくさんできました。授業はテーピングの巻き方から、メンタル面や動体視力の鍛え方など多岐に渡っており、自分のスポーツ人生で基礎となる知識や技術が身につきました。
新校舎で美術に関する様々な事を学び、友人ととても楽しい学校生活を送れました。先生方も個性的で面白く、楽しい方々ばかりです。ここで学んだことは大学生活に役立つことばかりです。
少人数授業なので指導が1人ひとりに行き届き、先生との距離もより近く感じられたので勉強以外での相談もしやすかったです。部活動を通じてかけがえのない友達もできました。
私の高校生活は、とにかくトランポリンの練習に明け暮れた毎日だったと言えます。トランポリン部の練習は大学生との合同で行われ、全国的にもトップクラスの練習レベルです。素晴らしい仲間と最高の練習環境の中で充実した高校生活を送ることができました。
金沢東には、部活動だけではなく勉学に励む環境も整っていました。進学特別コースにいる自分は、人並み以上の成績を残すことを心がけていました。が、それ以上に他と比べても引けをとらない内容の濃い授業を親身になって指導して下さる先生方のおかげでスポーツとの両立が果たせ、大学に合格できたのだと思います。
今、高校生活を振り返ってみて「金沢学院東高校に入学したことに悔いはない」と心から思えることが私の誇りであり、人生の糧となっています。高校時代はとても短く感じる年月ですが、将来「良い3年だった」と思えるような高校生活を送って欲しいと思います。君達が、良き後輩となってくれることを待ってます。
※横田さんは平成19年にテレビ番組「学校へ行こう!MAX」でとりあげられたトランポリン部のキャプテンです。